学歴差別という言葉を日本ではよく聞きます。ヨーロッパではどうか、ご存知でしょうか。
突然こんなことを書き始めたのは、最近採用活動を行っていたこと、そして今度はマネージャークラスの人間を採用するのに今、JOB description 等の記述を行っているので、この問題から離れられないためです。
そもそも、学歴差別ってどういう意味なのでしょうか。学歴で差別してはいけない?どうして?学歴は自分で作り上げたもの。区別ではあっても差別ではない気が昔からしています。残念ながら私自身は東京大学や京都大学等の有名大学を出ていません。しかし新卒時の採用活動時に、仮に違う扱いを受けたとしても納得したと思います。
人種差別。これは駄目です。
性差別。これも駄目です。
生まれた地域による差別。意味がわかりません。もちろん駄目です。
学歴差別。同じ問題として扱ってよいのでしょうか。。差別がいけないのは、自分で変更できないことを理由にしてしまうからではないでしょうか。
新卒の人間を採用するときに、唯一わかる客観的な指標は学歴です。何を学んだのか、どこの大学で学んだのか。大学はどこの大学なのか。Diploma millではないかどうかはチェックします。人物本位なのは当然ですが、同じ印象を持った場合、当然学歴がよいほうが採用されます。なぜなら受けた教育というのは大事だからです。特に経理・財務の場合、会社は学校ではありませんので、ある程度基礎的なことを理解している人間を雇うことが前提になります。これは学歴でしか判定できないのです。テスト等をするということも考えられますが、本当にできる人は、そんなことをしている間に、他の会社に取られてしまいます。
日本の大学の問題は、大学に入学後、ある程度勉強していれば卒業できてしまうことです。スイスの大学に関して言えば、学生はかなり勉強しています。最初の3ヶ月で脱落してしまう人も多いようです。
学歴で勝てない人は、他のことで勝負するしかないと思います。例えば、その大学を首席で卒業するとか。これはかなりのインパクトです。
先日、新卒の人が面接に来た際、当然職歴は無いわけですが、その人は某国の大学で優秀な成績を取った結果、オランダの修士課程に無料で授業を受ける権利を得て、上位15パーセントの成績で卒業したとのことでした。即採用とはなりませんでしたが、大きな会社でなくてもこういう人が面接に来るのです。
これから、日本はいやでも人口減少、仕事の流動化(転職が増える、仕事が固定化されない、終身雇用の崩壊)等があるなか、仕事を見つけるには、海外へ出て行くことも選択肢に入れなければならないと思います。逆に海外から前述の優秀な人たちが流入してくるので、それに備えなければならないと思います。学歴差別だなんていってる場合ではありません。どうやって履歴書を磨いていくのか、これを考えなければならないと思います。
国際化なんて必要ない、海外の人を受け入れる必要がない、という方がいらっしゃいますが、それはつまり、低賃金社会、高齢化、社会保障減少を受け入れるということに等しいと思います。なぜなら、世界に扉を開かなければ、世界が日本に扉を開いてくれない時代がそこまで来ているからです。日本だけ利益をとる、そんな都合のいいことは許されなくなると思います。豊かな生活を送りたければ、日本国内だけで学歴を競いあっていても仕方がなくなると思います。そもそも日本の大学なんて知られてませんし、大学院を出れば、どこの大学を卒業したかなんて本当は関係ありませんので。
いい学歴の人は、大企業に行きたがる傾向が強いので、そうでない人は、そうでないところでいち早く管理職になり、管理職として転職してしまえばいいのではないでしょうか。大企業だからいい、という時代はもう終わりに来ていると思います。私も大企業が好きでしたが、、。’
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